FLAG|"旗"を掲げるイノベーターの実践書
企業と⾼等教育機関とがタッグになって、高度な専門性を有する人材の育成を図るための講座やコース・学科等を共同設置する『共同講座』を経済産業省の補助事業として支援しています。 このマガジンでは『共同講座』に関する情報発信を行っています。
大企業人材が、出向しながら起業を出来る「出向起業」を促進するために行われる経済産業省の補助事業に関する情報発信を行っています。
『軌道上実証事業』は、国内での超小型衛星コンステレーション構築能力の確保を目指すことを目的として、超小型衛星コンステレーションの構築に必要な研究開発及び軌道上実証の支援を行う補助事業です。 https://jissui.or.jp/project/project006/ このマガジンでは『軌道上実証事業』に関する情報発信を行っています。
政府の実証事業を通じて、数多くの大企業、スタートアップ、学術機関など…イノベーションの担い手を支援しているJISSUIが、複雑化し、不確実性の加速する時代に「なぜ、“社会実装”が重要なのか?」、その実現に向けたナレッジ&ノウハウを語ります。
イノベーション創出に向けた支援事業、実証事業の実践的なノウハウが凝縮されたガイドライン、レポートなどの資料を無料ダウンロード頂けます。
はじめまして、FLAG編集部です。 私たちは、一般社団法人社会実装推進センター(通称JISSUI:『じっすい』と呼んでいます)がnote上で運営しているオウンドメディア【FLAG】の編集チームです。 まずは多くの方がご存じないであろう私たちJISSUIについて、簡単に自己紹介をさせてください。 JISSUIでは、政策の執行を通じたスタートアップ企業の支援や、オープンイノベーションの推進、社会実装に向けた実証事業のお手伝いなどなど、イノベーション創出に向けた実践を、広くさ
JISSUIでは、令和3年度から産学連携した高度専門人材の育成を目的として、企業と高等教育機関が連携して、『共同講座』の設置を行うことを支援する『共同講座創造支援事業費補助金』の事務局を運営しています。(※2024年度時点) 令和3〜4年度の事務局運営を通じて、採択・支援をした48社の事例調査(+本補助事業以外の事例に関するデスク調査・インタビュー調査)を行い、共同講座の立ち上げプロセスや実態・有効性等について報告書(DLリンク)にまとめました。 今回の報告書では、昨年度
Q.これまでのキャリアについて教えてください 学生時代、多数の構成要素が相互に絡み合ったものを取り扱う「複雑系」という領域に興味があり勉強していました。 その頃、富士通株式会社ではロボットの研究開発を行っており、学んだ知見を活かしてロボットの構成要素の自律分散制御に携われないかと考え、富士通株式会社に入社しました。 入社後は、研究部門となる富士通研究所に在籍、一貫して研究開発業務に従事してきました。 社内は自由な雰囲気で、研究員が自主的に開催する勉強会がいくつも存在
Q.今回、MBO(出向起業制度の活用)に至った経緯を教えてください。 クックパッド株式会社入社後、サービス開発や事業開発に従事していましたが、自身が担当していたクッキングライブ事業を拡大するフェーズで子会社化を行いました。 事業を進めていく中で、仮説通りにサービスが広がらなかったり、新型コロナなどの大きな環境変化があったり….様々な要因から大きくピボットしつつ事業を拡大してきました。 その結果として、当初計画していた事業とは異なるサービス内容・マネタイズ手法となったこ
Q.これまでのキャリアについて教えてください。 大学を卒業して東レに入社。以来ずっと素材を軸とした開発営業に携わっています。ただ、ずっと同じ仕事をしていた訳ではなく、3度の社内ベンチャーに挑戦したというちょっと変わった経歴です。 1度目はまだ20代の頃でしたが、先端フリース素材を使用した製品販売事業を企画しました。この事業は大手SPAとの大規模な取組のきっかけとなる大きな成果をあげました。 2度目は30代から40代にかけて。素材提案型縫製品OEM事業(ODM事業)に挑
Q.これまでのキャリアについて教えてください。 北九州高専の機械科への入学から、私のエンジニアとしてのキャリアがスタートしました。3年次編入で広島大学、同大学院で機械工学を学び、2010年に株式会社デンソーへ新卒で入社。生産技術職として製造部門に配属され、自動車用熱交換器の工程設計、生産性向上、品質改善などの業務に従事する中で、自動化やIoT、IT、AIといった最新技術を積極的に活用して稼働するラインに実装する経験を積みました。 入社から10年ほど経った2020年頃から
Q.これまでのキャリアについて教えてください。 大学時代、金型メーカーの社長に進出先のフィリピンの工場に連れていっていただいたのが、最初のキャリアを選んだきっかけです。 現地の進出企業の経営者の方々にインタビューをする中で、日本のモノづくりの誇りと素晴らしさを学ぶ中、製造業を広く支えて日本の競争力の強化と世界の発展に貢献したいと思うようになり、2010年に当時の新日本製鉄(現:日本製鉄)へ入社しました。 最初は、千葉の君津製鉄所(現:東日本製鉄所君津地区)で生産管理を
Q.これまでのキャリアについて教えてください。 大学院にて重力波という宇宙物理学分野の研究をしており、その後新卒で日揮株式会社(現:日揮ホールディングス株式会社)に入社しました。 入社当初はプラントの制御システムエンジニアとして、主に海外のLNGプラントや石油精製プラントの制御システムの設計・調達・工事管理業務、IT系の部署へ異動して社内のデータ蓄積基盤開発に従事し、現在の新規事業開発を行う部署へ異動しました。 異動後は、IT系新規事業であるプラント災害リスク管理We
Q.今回、MBO(出向起業制度の活用)に至った経緯を教えてください。 我々が行う「人工知能」という事業の性格上、研究開発や社会実証などサービス開発完了までのプロセスに数年間を要し、研究開発投資が必要となります。 ディープテックをコア技術とするテックベンチャーとして独立性を担保しながら初期投資を加速させる、外部資金調達の実現可能な環境を整えることを目的に、大企業からの独立を目指しました。 この我々の考えに既存株主企業側からも理解を得られましたので、必要な交渉や協議などは
Q.これまでのキャリアについて教えてください。 2019年、静岡県に本社を置くヤマハ発動機株式会社へ入社しました。ヤマハ発動機はバイクのイメージが強いと思うのですが、船、水上バイク、マリンエンジンなどのマリン製品にも力を入れており、私は船外機、船のエンジン開発やアメリカ向けの認証業務を担当してきました。 現場で働く中で感じたのは、日本の製造業の人材不足です。 製造業の拠点となる工場の多くは地方にありますが、わざわざ地方へ転職する方は少ないのが現状です。そもそも、少子高
Q.今回、MBO(出向起業制度の活用)に至った経緯を教えてください。 「eiicon」事業を起案、創業したのは2015年になります。2018年には社内company化し、立ち上げから年々伸長し順調に成長を続けてきていますが、ここからさらにもう一段、オープンイノベーション推進を加速させるためにも、プラットフォームに大きく投資をしたいと考えていました。 また、人材事業を主力とするパーソルグループでは「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンとして掲げていますが、オープンイノ
Q.これまでのキャリアについて教えてください。 新卒で島精機製作所に入社後は、主力事業であるコンピューター横編機の稼働管理ソフトの販売・導入支援をメインで担当してきました。学生時代に英語や中国語を専攻していたこともあり、主に海外のお客様の講習や現地工場での導入支援、導入後の稼働状況の確認などに従事しており、コロナ前は出張で海外に行くことも多かったです。 入社2年目の2019年後半から「社内新規事業創出プログラム」がスタートしました。当時の所属部署である経営企画部が事務局
2019年に始まった経済産業省の軌道上実証事業において、初めて軌道上実証を行っているKITSUNE衛星。 プロジェクトの幹事者として中心的役割を発揮した原田精機株式会社の原田浩利社長、技師の仲山和宏さんに話を伺った。 今回は、ビジネス視点での人工衛星における今後の見通しと、衛星活用の可能性について伺った。 人工衛星プラットフォームに適した、ミッション対応力があり短納期な6Uインタビュアー) 現在の人工衛星のビジネス状況をどのようにご覧になっていますか。 原田氏) 宇宙
2019年に始まった経済産業省の軌道上実証事業において、初めて軌道上実証を行っているKITSUNE衛星。 プロジェクトの幹事者として中心的役割を発揮した原田精機株式会社の原田浩利社長、技師の仲山和宏さんに話を伺った。 今回は、人工衛星に取り組むことになったきっかけと同社の体制構築について、企業姿勢の視点も交えてお話しいただいた。 必要に迫られた人工衛星づくり。勉強や試験で苦労インタビュアー) 御社はいつから人工衛星製作に取り組まれているのでしょうか。 原田氏) 当社は
2019年に始まった経済産業省の軌道上実証事業。3年が経った今年3月、ついに最初の人工衛星が宇宙へと旅立った。 人工衛星はCubeSat(キューブサット)という規格に沿ったもので、6Uという縦10cmx横20cmx高さ30cmサイズの超小型衛星。 このコンパクトなサイズに様々な技術や機能を搭載した人工衛星は、ロケットにより打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)に輸送された後、日本実験棟「きぼう」から宇宙空間へと放出された。 このプロジェクトはコンソーシアムにより進
産業人材の学び直しを強く後押しする、共同講座創造支援事業費補助金の公募が2024年度も4月から開始しました。 この事業では民間企業主導の産業人材育成を後押しするため、企業が大学等の高等教育機関とタッグになり自社人材を中心とした学び直しを行う「共同講座」の設置を支援しています。 今年度で三年目になる本事業ですが、共同講座|調査報告事例集ページにも掲載している通り、過去二年間で40件以上の共同講座プログラムを採択・支援してきました。共同講座を実施される申請者の方々の「学び直し